特定非営利活動法人輸入建材協議会

防蟻・断熱編

Q:充填断熱と外張り・・・

Q:充填断熱と外張り断熱、どちらが優れていますか。
A:日本で行われてきた住宅建設の多くは充填断熱工法で建設されています。施工者の慣れや対応している建材の種類の豊富さという点では充填断熱の方に分があると考えれらます。ただし、充填断熱には熱橋(ヒートブリッジ)の発生などのデメリットもあります。外張り断熱工法は、建物全体を断熱材で覆うため、効率よく断熱できるというメリットがあります。ただし、壁厚が厚くなり、施工コストも概ね高くなる傾向があります。

現在では、充填断熱と外張り断熱を組み合わせたハイブリット断熱が一般的になりつつあります。

Q:断熱性能を・・・

Q:断熱性能を高めると気密性能は低くても良いのでしょうか。
A:住宅の暖房効率と換気効率をよくするためにも気密性能はある程度は必要です。ただし、建築地の条件や使用する例暖房器具の性能や、換気の方式によって最低限必要とされる気密性能は変わります。

Q:工務店に標準仕様以外の・・・

Q:工務店に標準仕様以外の断熱方式を依頼できるのでしょうか。
A:断熱工法によって依頼できる場合とできない場合があります。ウレタンやセルロースファイバーなど、外部業者に依頼する工事の場合は容易に仕様変更ができるため依頼に応えてもらえる場合が多いです。しかし、工務店が自社で施工しなければいけない複雑な断熱工法など、工務店に施工ノウハウがない場合には、依頼に応えてもらえない場合もあります。お困りの事がございましたら当協会にお問い合わせください。

 

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当協議会は、国総研第975号研究成果報告
木造住宅の耐久性向上に係る建物外皮の構造・仕様とその表に関する研究」について理解を深め、消費者に皆様にその技術と知識を提供しています。
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