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2009年

12月定例会

A&I研究所 岩澤氏による「地中熱取り込みシステム」再生可能エネルギー利用による省エネ冷暖房について説明。同システムは自然エネルギーの有効利用として、海外では急速に増加傾向である地中熱利用を日本でも広めるため、スリーユー社による市場データ取得を目的に実際の民需への展開を図っている。
太陽光発電がおおよそ220万円程度の設置費用に対し、地中熱冷暖房システムは280万円程度と少々割高感があるが、他の自然エネルギーシステム(太陽光・太陽熱・風力)よりもヒートアイランド抑制効果や供給安定性が高く、積雪地域を始め、気候条件に左右されない利点を持っている。地中の温度は年間を通じて一定しており、外気温に左右されにくい。
その長所を生かした暖房効率の良さは、地中5~6mの地熱利用による経済効果が証明されている。地中熱ヒートポンプの長所は、上記の通り、どこでも利用でき、高効率、冷房廃熱を空気中に放出しないこと。さらに使用する設備素材が高密度ポリエチレン製Uチューブにより、耐用年数が60年以上といわれている点である。
短所は、設備費と工事費が高いこと、開発メーカーが少ないこと。不凍液使用による循環量の減少等がある。海外では、アメリカの市場規模が世界一で、スウェーデン、中国と続き、主に北欧諸国での市場広がりを見せているが、日本ではこれからの市場である。今後、より多くのメーカーによる開発競争により、さらに価格や性能が向上することを期待する。

■HOMATHERM
  ㈱木の繊維 による国内生産「ウッドファイバー」は、ドイツのホーマテルム社により開発された断熱材で、その生産工場を北海道に設置。北海道のカラマツ・トドマツを原料とした木の繊維による断熱材を生産。林野庁やNEDOによる交付金を受け開発。その特長は大きな熱容量による保温性、製造から廃棄までのCO2削減量が少ないこと、地産地消による付加価値がること、吸音性能に優れていること、調湿性があること、施工性が良いことなどがあげられている。価格的には、まだまだ高めであるが、次世代環境対応で多機能エコ断熱材として、今後市場も広がるのではないだろうか。今回紹介された建材・資材は共に環境配慮型製品であるが、今後の市場の広がりに注目されるものである。

【編集後記】
NPO IBMAも創立15年を迎える。今年は景気低迷で住宅市場も非常に厳しい年であったが、この時代だからこそ、さらなる情報収集、研究開発に邁進し、日夜勉強に励み、よりよき住宅供給の源になる必要性を強く感じる1年となりました。
  2010年来年は市場活況となることを期待し、さらなる精進を重ねようと思いますので、皆様にも良い年となりますよう祈念申し上げます。
2009年 御世話になりました。来年も宜しくお願い申し上げます。
(事務局世話人)

11月定例会

今回は、OEH(オホーツク住環境研究会)合同によるJapan Home Show視察
会合では、参加メンバーによる感想意見を中心に意見交換。
総体としては、昨年よりも来場者が増えていた。昨今の景気低迷状況から、少しでも良いもの新しいものを探ろうとする積極的な行動が多くなってきたのではないだろうか。
翌12日には、在京ハウスメーカーの建築現場を視察。正しい換気システムの施工指導。また、午後からは、森みわ氏の講演を受講し、森氏と会食。その間、デュポン社による防水セミナーにも参加し、多忙な2日間となった。
特に関心の高かった森氏との意見交換は大変有意義で、今後、国内での森氏の考え方を広めるための活動を行う方針とした。来年以降、当会も森氏の指向を支持し、実践してゆくために、更なる研究を行うこととした。
次回は、12月8日事務局にて開催。沢山の方の参加を期待します。

10月定例会

今月は、月例会として、森みわ氏の著書「世界基準の「いい家」を建てる」について、福井会長より、図書推薦とその内容の解説がなされました。

世界中の建築業界が注目している超・省エネ住宅とは?(森氏著書引用)省エネ建築後進国「日本」。EU(欧州)では、既に各国が、「ビルディング・エネルギー・レーティング」(住宅エネルギーの評価)という制度を導入し、住宅そのものを「超大型家電」として捕らえ、家電と同じような消費エネルギー表示が義務付けされています。
床面積1㎡当たり年間の1次エネルギー消費量を算出し、証書としてラベル表示されるシステムです。そもそもエネルギーパフォーマンス表示制度は、家の省エネね性能をトータルで捉え、年間のCO2の排出量を算出可能にすることにあります。
まずは、省エネ住宅と国内で提唱している既存の住宅会社では、基準そのものがあいまいであり、なにをもって「省エネ住宅」と定義しているのか?何をもってパッシブハウスなのか。はたまた本当にエコ建材、天然素材がエコ住宅なのか?
そんな本質を森氏はドイツ・アイルランドでの経験を基に、建築家として徹底的に分析し、日本の現状を愁いています。EUにおける制度の検証と日本における現状への危機管理提唱を行い、自らが実践して、日本国内(鎌倉)に本当のエコハウスを設計・建築されました。
詳細は本誌(PHP研究所)にて確認して戴きたく、NPO IBMAの考え方と合致する同氏の思想・経験・実践は、正にこれからの日本の住宅づくりのバイブルであり、IBMAの進む道しるべであると痛感致しました。
感銘するのは、小生も同感の「小さい家は素晴らしい」(第3章)や、子ども部屋はいらない的発想、中古住宅性能保証など、まさに従来から我々が提唱してきていることを活字にしていただいた点です。
また、漏気と換気の違いや、高気密高断熱は当たり前、など数値による管理は、既に十年以上前から当協議会が実践してきていることであり、断熱性能やその材料の製造過程まで踏み込んだエネルギーパフォーマンスの把握を数値化していることは、説得力もあり、100年・200年住宅を提唱する日本政府の指針書となりうるものであります。
是非とも、当協議会並びに本文をご覧戴いた方も、一緒に「本当の省エネ住宅=いい家」づくりに邁進しましょう。

本の紹介
世界基準の「いい家」を建てる  著者:森みわ氏 発行 PHP研究所(\1,365)

最近、建築確認申請において、不当な扱いをうけている方々からの情報をお待ち申し上げます。ご意見は、当会宛にメール願います。皆で改善に立ち上がりましょう!!

 

9月定例会

今月は、11月から売電金額が2倍となる「太陽光発電」について、旬なテーマにて、セミナーを開催。講師には、太陽光発電協会の小西氏をお迎えし、最新の太陽光発電の現況と将来見込みを講義して戴きました。
地産地消である太陽光発電は、他のエネルギーと比較しても、設置コストの安さ、運転するための動力源を自らが供給できる唯一のものとして、効率的なエネルギーであることは、通常の家庭用エネルギーには最適である。
今後は、世界的にクリーンエネルギーの促進が共通の課題であり、エコ=地球にやさしいという観点からも、積極的に導入を検討することが望ましい。
これから3年以内に住宅新築希望者の6割以上が、太陽光発電の検討をするというデータもあり、住宅事業者としては、導入における研究・検証が重要である。
※積極的に導入をしている大手ハウスメーカーでは、太陽光発電を切り口にユーザーへの浸透を図り、自社の契約へと結びつけています。中小でも、太陽光発電における取扱いに積極的に係わることが有用です。

※太陽光発電問合せ先 
【太陽光発電協会 http://www.jpea.gr.jp/11basic03.html】
【太陽光発電普及拡大センター http://www.j-pec.or.jp/】

最近、建築確認申請において、不当な扱いをうけている方々からの情報をお待ち申し上げます。ご意見は、当会間で、メール願います。皆で改善に立ち上がりましょう!!

7月定例会

NPO IBMA決算報告実施。参加者からの近況報告を中心に、今後の方針を議論。
9月・10月講師例会を中心に活動することにて決議。参加者からのコメントとして、最近の建築確認申請において、建築主事の裁量により、受け付ける・受け付けない。という事象が生じている。確認申請における決定権がことなかれ主義により、大臣認定を受けているものについても、受け付けない状況となっていることは、民間事業の圧迫に他ならない。いくら政府で景気向上政策を行っても、末端でおきている現象を改善しなければ、景気浮揚にならない。

最近、建築確認申請において、不当な扱いをうけている方々からの情報をお待ち申し上げます。ご意見は、当会間で、メール願います。皆で改善に立ち上がりましょう!!

6月定例会

今回は、㈱インブレインの赤尾杉氏による「一人で住宅販売2年で122棟を売り上げた!が、その実態は?その後は?何故お客様本位の住宅会社を作ったのか!」ローコスト住宅の限界と、理想の家作りを実現するための発想を語って戴きました。ご興味ある方は、同社社長まで、御連絡願います。

5月定例会

今回は、50年後のライフスタイルはどのよになっているのかを参加者全員で論議。様々な意見が出されたが、中でもトイレ論議は、大変面白く議論?された。

4月定例会

今回は、米国ワシントン州政府通商経済開発局 日本事務所の伴氏をお迎えし、最新の米国建材事情と、米国建材メーカー(輸出希望会社)の紹介を受けました。特徴的なメーカーとしては、日本ではなじみの薄い玄関ドア用の装飾された木製スクリーンドアメーカー、ECO CLADという再生紙と竹の繊維を再利用した外装材や内装材(軽くて高耐久性)。など、面白い素材の製品が紹介されました。
スクリーンドアは優れたデザイン性にて、検討する事業者もあり、今後個別に輸入検討することとなりました。

3月定例会

今回は参加者も少なかったことから、「IBMAカフェ」開催。少人数でのフリートークを中心に業界情報交換を行いました。一様に出た話題は、瑕疵保証の件、昨今の売上低迷の件、など様々な情報を交換。生き残りをかけた戦いは続く.......

2月定例会

2月20日(金)2009年LSP合同第2回例会開催。当日は約20名の会員の参加。
今回は、建材・部材の紹介を中心としたプレゼンを行いました。プレゼンしたのは、以下の4社

1)ハマユウ(ドイツ製キッチン)http://www.hamayu.biz
「全てがオリジナルキッチンのフルオーダー方式。こだわりの実現」
輸入商材でありながら、2週間~4週間での短納期の実現。無垢無塗装面材在庫
により、お客様の好みのカラーを実現できる。正に今の時代に沿った販売管理。
また、WILKITという独自ブランドのみならず、ビルダーオリジナルとしてのOEM供給も 実施しており、ビルダーの側に立った販売戦略も実現。
本社所在地が静岡県浜松市ということもあり、ピアノ製造技術の鏡面塗装工場とも提携し、素晴らしいカラーリングも行っております。木製キャビネットをお好みの方にはオリジナルキッチンを御薦め致します。

2)ケリーモア(安全安心塗料)=日本総代理店:ブライトン社
 http://www.brigh-ton.co.jp/
「セルフビルドにも向く安全安心塗料!!」
 ケリーモアは、アメリカで開発された60年以上歴史のある塗料。ほぼNon-VOCであることから、室内にて塗装直後でも「ごはん」が食べられる環境=臭わない!!
※ビニールクロスは環境負荷を考えた場合、エコ的ではないので、200年住宅での張替や、リモデリングに向かない。できれば、専用のエコ紙クロスを下地としてケリーモアを塗装することにより、5~6回塗重ねられるもの。10~15年に1回、自分で上塗りすることで、材料費のみでのセルフビルドが可能。
 ※安心安全低コストでエコ!!正に必需品です!!

3)キッチンメイド(最新ディスポーザー)http://www.kk-wesco.co.jp
「目からうろこ」全国の市町村が、設置を断りにくい商品開発!!
※臭わない!面倒ではない!きれいな排水!手間要らず! 待っていたディスポーザー式食品残渣処理システム機器。1年に1回のメンテナンスのみ
年間約15,000円で、生ゴミ大幅減量=生ゴミ要らず!!自治体にも個人宅にもこりゃ便利!!その分けは、特殊バイオ技術で生ゴミ消失!!=ゴミが減る。
食事の後始末を簡単に、主婦も助かり、家庭も円満!!

4)
ユニデール電気蓄熱式暖房機器:http://www.dimplex.jp/heater/
「電気代がお得になる電気蓄熱式ストーブ」は、安全で快適な暖房機器。
輻射熱による温風は、小さな子どもから、お年寄りまで、安全で快適なライフスタイルが可能です。設置型のため、固定されますが、インテリア製もある暖房機器は、おしゃれな演出も可能となります。
難点は、重量があること。(60Kg~300kg程度)それは、蓄熱される煉瓦にて、重量がかさむ為。下地処理さえすれば安心してお使いになれます。
もう一点、電気代が少々かかるので、使い方の工夫が必要。ランニングコストを考えて の使用をしましょう!!

1月定例会

1月20日(火)2009年第1回例会開催。当日は13名の会員の参加。新年1回目としては、会員であるケーズファクトリー金子氏より、新規事業の紹介がありました。
国土交通省も推進している「2地域居住促進」施策にも寄与する30年のレンタル別荘として1日1,830円でのタイムシェアー別荘オーナーになれるシステムです。以下にケーズファクトリー社からの提案をご紹介致します。

「煩わしくない」会員式のタイムシェア別荘 を実現すべく研究を続けています。
特にリゾートの楽しみ方を合有する方だけにお集まり戴こうとしているコーポラティブ的なタイムシェア別荘では、単独で計画するのに較べて1/8から1/10(何れも目安)という少ないご負担でその夢を実現させる事が出来、固定資産税や修繕費と言った「持っていると掛かってしまう」費用も掛からないので、大いなる可能性を秘めたものとして捉えています。何組か(最高10組位まで)で使用する権利を分け合う事になるので、お休みが集中する時期には平等となるよう配慮が必要になりますが、単純計算から年36.5日は独占使用権を保有しそれが30年間有効だとしたらどうでしょう。チェックイン・アウトの時間を気にする必要も無いので渋滞時間を避けた移動も可能になり、日本人が1年間に掛ける平均的なリゾート行きの日数(平均20.8日)を大きく上回り、且つ掛ける費用(5万~20万が約46%)を大幅に下回る有意義なリゾートライフとなるでしょう。
また、趣味趣向が一致している皆様とお仲間にもなれるという隠れた特典?も付いてきます。弊社では先ず、ステキな別荘を30年間に渡って1年当たり36.5日利用でき、それが1日当たり数千円
のご負担で実現する仕組みを構築いたします。今後も続報をお届けしますが、皆様からのお問い合わせもお待ちしています!

第一弾モデルについての決定事項
発表時期は、平成21年3月予定
提案場所は、栃木県那須高原
建物概要は、
吹き抜けのある1LDK+多目的室(約72㎡)にロフト(約40㎡)・薪ストーブ付
募集組数は、10組
販売価格は、1組200万 
200万÷30年=約6.6万/年 6.6÷36.5日/年= 1日当たりナント約1,830円!
募集条件は、リゾートにおいて趣味や特技を活かしたライフスタイルを送りたい方 !

以上ご紹介させて戴きました。
上記他関連情報は、以下同社のブログ新企画・キャンペーン情報ページへ。
http://ksfactoryt.exblog.jp/i16 

お問い合わせ

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当協議会は、国総研第975号研究成果報告
木造住宅の耐久性向上に係る建物外皮の構造・仕様とその表に関する研究」について理解を深め、消費者に皆様にその技術と知識を提供しています。
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